KAGEROU
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銀魂 夢小説 記憶9  2009/04/05(Sun) 07:26:28
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とりあえず、出来立ての続き物出来上がりました?

いやぁ、なかなか進まなくって大変でした(;´Д`)ノ


一番、困るの松陽先生のとこなんですよね・・・。原作でも、まだ良くわかんないので書きようがない(>_<)


なので、そこは無難にスルーしてみましたΣ(゚д゚;)


今回から攘夷戦争に突入です!



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



墓参りをすませて、しばらく。

各地で、その激しさを増す戦。


いつまでも、あの頃のままいられたらどんなに幸せだったろうか・・・




きっかけは 『先生の死』




私たち4人にとっては親がわり。


それ以上の存在だった先生の死は、私たちを戦へ駆り立てるのに十分過ぎる理由だった。


先生が死んだ翌日、私達4人は寺子屋から姿を消した。






敵か味方かもわからない死体がゴロゴロ転がる中、私達は今日も、死んだ仲間を背負いながら陣営まで戻る。


さっきまで一緒に戦っていたのに。何度、仲間の死体を背負ったことだろう。

毎日、毎日・・・。




「ごめんね、連れて帰ってあげられなくて・・・」


死んだ味方の死体を見つけては、私はつぶやく
背負った仲間の体温が冷たくて、悲しい



「弥生、大丈夫か?」近くにいた小太郎ちゃんが心配して声をかけてくれた


「うん、大丈夫。ただね・・・せめて連れて帰ってあげたかったな・・・」



「そうだな・・・。なあ、弥生。もし、俺が死んだら・・・その時は置いていけ。」



「なっ!?」小太郎ちゃんの弱気な言葉に絶句する



「何言ってんのっ!?小太郎ちゃんも銀ちゃんも、晋ちゃんも誰も死なせたりしないっ!」


そうだ、誰も死なせたりしない・・・私が、私が死なせたりしない



もう2度と大切な人を失いたくない。

その一心で、戦に来たのだから。その為に強くなった。


私の大声に周りの皆がこちらを見る。小太郎ちゃんは少し驚いたようだったが


「ああ、そうだな。すまなかった。今のは忘れてくれ。」


そう言うと、私たちは黙々と陣営まで歩き続けた。




正直なところ、私は幕府なんてどうでもいい。ただ、目の前の大切な人を守る、それだけ。




陣営に戻ると先に戻っていた銀ちゃんと晋ちゃん、辰馬の姿が見えた。


そばにいた仲間に背中の遺体を預けて


「銀ちゃーん!」そういいながら駆け寄ると


「怪我してねーだろうな?お前の死体運ぶなんざ、ごめんだからな!」


戦に来てからというもの、毎日こう聞かれていた。



「うん、大丈夫。私強いからっ!」

ニヤリッとしながらそう言うと、銀ちゃんはもちろん、晋ちゃんもほっとしたような顔をする。




「みんなボロボロだね・・・」

周りを見渡すとみな、疲れきった様子で憔悴していた


「お前もな。あんまり、無理すんな」 いつの間にか私のそばにいた晋ちゃんに頭をワシワシされる




晋ちゃんにそう言われ、自分の姿を見ると若い娘ではありえない格好・・・


私の髪の色に似合うからと、銀ちゃんが選んでくれた深紅の羽織も
今は、血が染み込み・・・さらに深い紅に染まる。

髪だって、一つに束ねただけでで、ちゃんと結ってない。

顔も多分、血と泥で汚れているだろう。

なるほど、私もボロボロだ・・・。




「・・・。はははっ、ホント。私もボロボロだね・・・。私・・・ちょっと玄沢先生のとこ手伝ってくるねっ!」


「おいっ!無理すんじゃねーぞっ!」


そう言った銀ちゃんの声に

「大丈夫っ!」と笑顔で答え、その場から走って逃げる。



戦に来ているのだからしょうがないと言え、この格好はあまりにも、あまりにもだ。

戦っているときには全く気にならなかったのに。




あの場から走って逃げた私にはこんな会話があったなんて知る由もない。







「しっかし、あげな華奢な身体のどこにあんなパワー残っとるんじゃ。ワシらでもへばっとるちゅーに。」



「そういう奴なんだよ。あいつは。」
「そういう奴だ、あいつは。」


銀時と高杉は、声がそろったことに顔を見合わせると 「フンッ」と反対方向を向いてしまった。




「おんしらも、大変じゃの?アッハッハッハッハッ。一番大変なのは弥生じゃ。弥生を好いとるのはおんしらだけじゃないきに?」



「辰馬、てめぇえええっ!」銀時の声が発せられると同時に辰馬は、笑いながら走って逃げる


「アッハッハッハッハッ!しょうがないき!この陣営で弥生のこつば好いとる奴は数え切れんばい。あげな女子、おんしらにはもったいないのう、アッハッハッハッハッ!」



辰馬の言葉に銀時と晋助が弥生の方を見てみれば、怪我をしている奴らの包帯を変えたり、水を飲ませてやったりと忙しそうに世話をして回っている。そんな弥生を見つめる者が多いことに、今更ながらに気がつく。




「ったく・・・しょうがねぇな、あいつは。」




いつだって、誰かを守るためだけに生きて。まっすぐで、強くて、優しい。








その頃、私は玄沢先生ところで怪我人を世話をしていた。

玄沢先生は、腕のいい蘭法医で、私はここのところ、時間があれば玄沢先生のところに出入りしていた。



包帯を変えていると先生から


「弥生よぉ、ここはいいからちょっとは休めい。おめぇが倒れたら、俺がぶっ殺されちまう。」


「大丈夫ですよっ!あと、もうちょっとで終わりますから!」


「じゃあ、それが終わったらちゃんと休め。いいなっ!」


「はいはい、先生より若いんだから大丈夫ですってば」


「わしだって、まだ若いわぁ!!」


クスックスッと周りからは笑いの声が上がる。


みんなの笑顔が、今の私にとっては、嬉しかった。






その夜、私は陣営から抜け出した。さすがに私も疲れきっていた。


ただでさえ、戦にきている女など数えるほどしかいない。
仲間の遺体を背負い、戦で刀を振り回すなど、普通なら根をあげてもおかしくないだろう。




陣営から離れて一人で寝転んでいると、いつの間にか辰馬と銀ちゃんが隣にいる



「いつからいたの?」


「いつからって・・・相変わらず鈍いヤツだな。」


「弥生は強いくせに鈍感ぜよ・・・」


そう言いながら2人があきれたようにこちらを見る。



「・・・。どーせ鈍感ですよぉー。」


3人でたわいも無い話をする。こうしていると戦など無かったようにような時間が流れる。





すると突然、辰馬が

「わしゃ宙に行くぜよっ。おんしらはどうするき?」と言い出した。




私は、以前から医者になりたいと思っていた・・・
戦が終わっても、大切な人を守るには医者がいいんじゃないかと。



「私は・・・医者になりたい」私はそう言うと


「お前らしくて良いんじゃねーのぉ、白衣姿も・・・」

と銀ちゃんが黙り込んだかと思うと、ニヤリとこちらを見る



「銀ちゃん、何想像してんのっ?」銀ちゃんの頬をぎゅっとつねる


「イダダッ、なんもしてねぇってっ!!」




「医者か、弥生にぴったりぜよ。」



「ありがと!辰馬も宙・・・行ってきなよ!辰馬がやりたいと思うように生きればいい。だから・・・辰馬は宙で暴れておいで」


多分、辰馬は気にしてる。戦の途中で自分だけが抜けることを。




「・・・アッハッハッハッハッ!さすが、弥生じゃの。 すまん・・・」


そう言った辰馬は俯き加減で、泣いているのかと・・・思った。




「辰馬がどこに行っても、みんなココにいるからっ!」 だから、気にしなくていい。




「・・・弥生はええ女じゃ。これから、大変じゃあ。アッハッハッハッハッ!」



「はあ?何のこと?」



「弥生は、そのままでおればええ。じゃあ、わしゃ、ちくっと先に戻るで」そういいながら、陣営に向かって歩き出した。




私は近いうちにここを去るであろう友の姿を、見えなくなるまで見つめていた。





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