KAGEROU
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銀魂 夢小説 『華、手折る頃 4』(高杉メイン) 2009/05/14(Thu) 13:34:55
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あわわわわっ。めっちゃ時間ないです。


今日は、高杉様の出番少なし、初の万斎がちょろっとでてます。


次回は、多分高杉様が多くなると思います・・・。


では、続きをどうぞ?。

初めての方は、1話から読んでくださると嬉しいです。



高杉side゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆



俺の言いつけどおりに・・・葵は一度も振り返らずに走っていった。

姿が見えなくなるまで、見届けていると



「女子を最後まで見届けるとは、これはまた・・・らしくないでござるな」



「うるせぇよ」


「ふむ・・・よほど、ご執心とみえる。ぬしにそのような鼓動を刻ませるとは 」



「うるせぇと 言ってんだろう。聞こえてんだろうが。」


俺がイラつきながらそう言うと、万斎は




「こいつも運が悪いでござるな。他の女なら・・・死なずにすんだでござろう」


血溜りに転がる2つになった死体を一瞥しながら、そう言った。
まあ、確かに他の女なら俺が手を出す事もなかったが。




「クククッ、そうでもねぇだろうよ。自分の仕事もまともに全うできねぇ奴ぁ、早かれ、遅かれ死ぬのがおちだ」



「確かに、その通りでござるな。ところで・・・そろそろ去らねばまずいのではござらぬか?」


といいながら、バイクにまたがり、エンジンをかける。


と同時に。サイレンの音が近づいてくるのが聞こえる。
おそらくは、葵が見る前に、誰かに見られ通報されたのだろう。どこまでも使えない奴だ。


だが。今、姿を見られるのは厄介以外の何者でもない。



「ああ、出せ」

そう言うと俺は、万斎のバイクにまたがりその場を後にした。



しばらくバイクを走らせると万斎が口を開く


「ところで、今回はぬしがわざわざ見に行くほどの大物ではなかったはずでござるが?」



「ああっ?聞こえねぇな。なんだ?」





「・・・いや、なんでもないでござる」


そう言うと、バイクは街を走り抜けた。









葵side゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆




どこをどうやって走って帰ったのだろうか。


気がつけば、見慣れた楼の看板が目に入る。




「はあっはあっ、はあ・・・もっ・・無 理」


看板を見て気が抜けたのか、私は楼の前でへたり込んでしまう。


喉がカラカラに渇きすぎて、息をするたびにヒリヒリする。
走り続けた足は、鼻緒の部分が血がにじむほど擦れてジンジンしていた。





けれど、それすらも気にならないほど・・・私の頭を横切るのは先ほど目にした凄惨な光景。


『なんで・・・あそこに高杉さんが・・・』




「なんで・・・」


「何が?」




「うわぁあああっ!?」

そばで聞こえた声に驚くと、心配してくれていたのだろう、そこには太夫が立っていた。



「ちょっ、こっちがびっくりするじゃないっ!!どうしたのよ、そんなに慌てて。あんなに早く帰るように言ってるのに、あんた、また寄り道してたわね」


「ごっ、ごめんなさい・・・」

私はとりあえず、謝罪の言葉が口をついて出たものの頭の中は先ほどの事でいっぱいだった。



「まあ、無事だったからいいけどさ、今度から気をつけなさいよ?」


そう言いながら、私を見る。と、多分耳に入っていないのがわかったのだろう


「聞いてるの!?ちょっと、しっかりしなさいよ?何かあったのっ!?」

その太夫の言葉に・・・高杉さんの言葉が頭を横切る




 『ここで見たことは忘れろ。おめぇは何も見ちゃいねぇ』




私は、頭を勢いよくブンッブンッと横に振ると


「なっ、何もなかったですっ!!」

と太夫に返した。




「・・・まあ、何もなかったんならいいんだけど。これからは、寄り道しちゃ駄目よ」


太夫は少し考えるようにした後、そう言うと、太夫は楼の中に戻っていった。
私もその後を追うように、ふらつく足を手で抑えながらゆっくり立ち上がりヨロヨロと楼に戻った。






楼に戻り、少し落ち着いた頃、外はすっかり暗くなっていた。


けれど・・・今日は楼に来るお客が普段より少ないようで、テレビを見たり、ごろごろしている姉様達の姿が見受けられる。


そんな中。私は、姉様達と一緒にテレビを見たり雑談する気にはなれなくて・・・



部屋の隅で今日の事を一人考えていた。



『なぜ、高杉さんがあの場所に・・・』

頭をめぐるのはその事ばかり。どう考えても、何度考えても・・・頭の中は高杉さんのことでいっぱいだった。


すると、そのとき姉様達の声が聞こえた



 「ちょっと、あんた今日のニュース見た!?また、政府のお偉いさんが襲われたってっ!」


   「見たわよっ!街のはずれでしょ、物騒ねぇ?」


 「そういえば、死んだ人って吉野太夫のとこに前きてた人じゃない?」


   「どっかで見た顔だと思ったら、そっか。太夫のお客かぁ・・・太夫も災難ねー」



すると、一人の姉様が席を立ったかと思うと


「そういえば、葵ィー?あんた、今日お使いで出てたみたいだけど、大丈夫だった?」

姉様達の会話に聞き耳を立てていた私は、突然、投げかけられた言葉に私はビクンっとする。




「えっ?あっ、あの大丈夫・・・」



「ふーん、なら、いいんだけどぉ。夕方、窓から外見たらあんたすごい勢いで走ってたからさ」



「いや、あの・・・お腹痛くて、トイレ行きたかった・・・」

自分でも花魁候補がなんていい訳してるんだろと思いつつ、私は苦笑いしながら答えた。



「あっははははっ、そうかい、そうかい。葵は、まだまだ子供だねぇ」

そう言うと、お茶を入れながら姉様はまた会話の輪に戻っていった。



そんな、姉様とは反対に・・・私の疑問はより一層膨れ上がってしまう。




私の頭の中は、疑問符でピークに達する。もう、これしかない。


『考えててもしょうがないっ!!太夫に聞いてみようっ!』

そう、思い立つと私は勢いよく立ち上がった。



そして、太夫が知らないなら・・・もう考えるのはよそうと思う。
高杉さんが助けてくれたには、違いないわけだし・・・









いざ、太夫の部屋の前に立つと・・・


『なんて聞いたらいいんだろ?』

そう思うと、なかなか声をかけることができなかった。



と、突然目の前のふすまが開いた。



「うわァアっ!」

太夫と、私の驚きの声が重なる。



「ちょっ、びっくりするじゃないよ!?用があるなら、さっさと声かけなさいよっ!」



「ごっ、ごめんなさい・・・」


「まあ、いいわ。とりあえず、入ったら?」


そう言われ、私は太夫の部屋に入る。

部屋の中には、太夫の使う白粉や香水の甘い香りがほんのり漂っていて・・・



『これが、大人の色気というものだろうか・・・』

と、一瞬質問することも忘れてそんな事を考えていた。





すると太夫から


「でっ?用は何かなぁー?」 ニコニコしながら、私が話し始めるのを待つ。



いつもそうだけど・・・太夫は、何かと私の世話を焼くのが好きなようで。
私が相談ごとなどしようものなら、こんな風に嬉しそうにするのだ。




「あの、今日はそんないい話じゃなくって・・・。その、今日のニュース見ました?」



その私の言葉に、太夫は一瞬顔を曇らせると

「ああっ、見た見た。あの人可哀想にね、まだ出世したかったろうにねぇ」


太夫はそう言いながらも、目の前にあったお茶を飲み干した。





私は、意を決して今日の疑問を口にする

「あの・・・高杉さんって・・・何者なんですか?」


私の言葉に、太夫は少し考えるように、静かに湯のみを置きながら、



「んー知らない。浪人みたいなこと言ってたけどねぇ。本当のところは何してるんだか、私も知らないわ。まあ、でも金払いはいいし。それに・・・本当はいい人よ・・・」





「そう・・・ですか」

太夫になんとなく、答えをはぐらかされたような・・・そんな気がした。

それ以上、何も聞けなくて私が押し黙っていると






「葵・・・あんたが知ってる高杉さんが、本当の高杉さんじゃないの?」


太夫の言葉に、一瞬ドキッとする。驚いた私が顔を上げると



「いい年した男なんだから秘密の一つや二つあるわよ。けどね・・・どんなに嘘ついてても、どんなにひどい秘密があっても・・・それも全部、高杉さんの一部。あんたが好きになった男でしょ。」





太夫の言葉に・・・私は胸が熱くなる。


「太夫・・・ありがと」

私が、そうつぶやくと太夫はニヤリとして



「どういたしましてぇ。葵、元気だしなっ!何があったかしらないけど、もう初見世まで日がないんだよ?もったいないじゃないか・・・」





「っ!?」

太夫の言葉に、自分がすっかり初見世の事を忘れていた事を思い出す。ツウっと冷や汗が背を伝うのがわかる。



「あんた・・・その顔は忘れてたんじゃないだろうねっ!?あんだけ大騒ぎしといてっ?」



「いやっ・・・あのっ、こっこれで私失礼しますっ!!」

そう言うが早いか、私は太夫の部屋を飛び出した。



「ちょっ、待ちなさいっ!葵っ!」

そう叫ぶ、太夫の声が聞こえる。私は、聞こえないふりをして廊下を走った。






「全く・・・もったいないじゃない。 それにもう・・・時間がないんだから


そう、太夫が悲しげにつぶやいた事を私は知る由もない。







太夫の部屋から少し離れると私は走るのを止め、廊下をずんずん歩く。


やっぱり太夫に聞いてよかったと思う。
今日の出来事に、疑問が解けたわけではないけれど・・・


だけど、私が高杉さんのことを好きな事に変わりはない。


例え、どんな秘密があったとしても。




高杉さんのことを好きな事に 変わりはないから。






*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


今回は、葵のお話がメインでした^^


次回は高杉様が出番多しだと思います!!




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