KAGEROU
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銀魂 夢小説 『華、手折る頃 5』(高杉メイン) 2009/05/19(Tue) 10:59:35
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投稿する途中でなんか、勝手にブラウザが閉じて大ショックです。うがぁヾ(。`Д´。)ノ


ちなみにお話に出てくる ”葵祭” は京都で本当にあるお祭りです。

季節もちょうどこの時期なんですよ?(もう、終わってると思いますが・・・)

初めての方は、1話から読んでくださると嬉しいです。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


高杉side ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



戻るなり、また子がいつものように駆け寄ってくる。


「晋助様ぁ、もうテレビのニュースに出てるっす!!ちょっと情報回るの早くないっすか?あいつ、しくじったんっすかねぇ」


首をひねりながら、そう言うまた子。



「ああ、殺るところを見られて通報されたらしい。自分の仕事も全うできねぇ奴に用はねぇ。あいつは・・・俺が始末した。」



「しっ、晋助様がわざわざっすか!?そんな、晋助様が行かなくても、言ってくれれば私が始末したっす!!なんで言ってくれなかったんすかァアアアア!!」



そう言いながら、地団太を踏み、悔しそうにするまた子を横目に歩き出そうとすると


「あれっ!?っていうか、なんで晋助様がわざわざ様子見にいったんすか?今回は、そんな重要な奴じゃなかったっすよね?本命は、”葵祭”に集まる奴ら・・・」


腕組みをしながら、そう言う。





「うるせぇな、ちょっと静かにしてろ」


万斉と同じことを言うまた子にイラついた俺がそう言うと、万斉がクスクスと笑いながら




「晋助には、晋助の考えがあるのでござろう」


その言葉に、また子は何を勘違いしたのか、突然手をポンっと打つと



「ああっ、そっか!!さすが晋助様っす!!下っ端の仕事にまで目を配るなんて、やっぱり尊敬するっす!!今度からは、自分も見習うっす!!」


そう言いながら、うんうんと一人納得したようにうなずいている。





「ところで、準備は進んでんだろうな?」


俺のその言葉にまた子は、ハッと顔を上げると
「もちろん、ばっちりっす!!後は、細かい場所やら時間だけっすね。」



「近いうちに俺が指示する。そのまま、進めろ」


「了解っす!!」そう言うと、楽しそうに走りながら戻っていった。




また子が部屋を出るとそれを見計らったように万斉が口を開いた。


「下っ端の仕事にまで目を配るか・・・ぬしを心から尊敬する、また子らしい考えでござるな。」




「何が言いてェんだ」


「ぬしがわざわざ、行ったのは・・・華を愛でにでござろう?どちらの華かはわからぬが な。」




「てめぇ、それ以上言ったら斬るぞ」

そう言いながら俺が、腰の刀に手をかける。


すると、その言葉を気にする風もなく


「ぬしの、その鼓動嫌いではない。むしろ、その方が人間臭くて・・・良いのではござらぬか?」



「・・・・。」


「さて、そろそろ拙者の余興の時間でござるな。拙者はしくじったりせぬゆえ、安心して”ここで”待つでござるよ」


そう言うと、部屋から出て行った。

サングラスで目は見えないが、その顔がニヤリとしているのがわかる。






「どいつも、こいつも・・・」うるさくて仕方がない。


また子が言うように、今日の殺しは葵祭に向けての余興に過ぎない。


じわじわと、祭までの間に少しずつ幕吏を始末する事で・・・幕府の主要な奴らにたっぷりと恐怖を味わわせる。
そして、俺達の動きを恐れてか、今年の葵祭には厳重な警戒態勢が敷かれる。



全ては狙い通り、事は進んでいる。




だから・・・早めに通報されたからといって、何か問題があるわけではない。
幕吏殺し自体は遂行していた奴を、それだけでしくじったとは言えないだろう。



殺しの場所さえ、あの花街の中でなければ・・・俺がわざわざ出向く事もなかった。





あいつがあの藤の花を見に行っていたら、そう思うと俺はあの場所に向かっていた。



そして、案の定。藤の花を見に来ていた葵。
帰り道で何が起きているかなど、思いもしないのだろう。






あいつの首に刀が当てられているのを見た瞬間、俺は刀を抜いていた。




頭から離れない・・・


 「助けてくれたんだもん、怖くなんかない」


そう言いながら、真っ直ぐ俺を見つめるその真剣な目・・・・。

あんな光景を目の当たりにしても、それでもなお。俺の事を恐れない、その目。


俺が鬼兵隊を率いていると知っても、なお、その目を俺に向けるのだろうか。



「んな、わけねぇな・・・クククッ、らしくねぇ」


あんな小娘に何を気取られているのか、そんな自分が笑える。

全ては、吉野が出した条件のせいだ。でなければ、俺があんな小娘に気を取られるはずが無い。



「吉野のやろうも、めんどくせぇ条件つけやがったな・・・」






「俺は・・・華を見に行っただけだ」








葵side ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*





あれから、数日。私は、初見世の準備で追われていた。


稽古事はもちろん、化粧や酒の席での身のこなし方の最終的なチェック。
もちろん、自分の意見をする暇もなく、無理やり着物や帯をとっかえひっかえ選ばれる。


ただ、私は・・・それを人形のようにこなす。



それでも、高杉さん以外の人に買われることになると思うと・・・。
花魁になったとして、万が一にも高杉さんに買ってもらえたとしても。


他の客がどうしても言えば、もちろん私達遊女に断れる権限など毛ほどもない。



そう思うと・・・心が悲鳴を上げそうだった。

この街から逃げられないと知りながら、それでも愛しい人と結ばれる夢見る。







そんなある日の夕刻。


姉様たちの黄色い声が楼に響く。その声を聞いた私は、『もしや!?』っと思い部屋から飛び出した。


廊下を走っていると楼主に見つかり、


「もうすぐ、花魁だってのに、走ってんじゃねぇっ!!」

と怒鳴り声が聞こえるが、気にせず店先へと突っ走る。



そんな私の目の前に飛び込んできたのは・・・愛しい人の姿。




「たっ高杉さん」


私が思わず、そう名を呼ぶと高杉さんは私の方を一瞥し番頭に耳打ちをする。

すると、番頭が私の元へ飛んできてこう告げた。



「今日もお前を指名するんだと。くれぐれも失礼のないようにな。太夫の客なんだ」


「っ!?」


その言葉に私が驚いていると、高杉さんがこちらに近づいてくる。



何か言わなければ・・・そう思うものの、嬉しすぎて言葉が出てこない。
そして、この前助けてもらったことにまだお礼を言っていないことを思い出した。



「あっ、あの・・・この前は」


慌てて、お礼を言おうとしたその瞬間。


唇がふれるんじゃないかと思うほど、近づく高杉さんの顔に・・・。

ビクッとした私は思わず、ぎゅっと目をつぶるも



「吉野に話がある。先に部屋に行ってろ。」


耳元でそう囁くと、すっと私から離れ太夫の元へと向かう。


私は、耳元で囁かれたその低い声に・・・私は、顔を真っ赤にしながらも部屋と向かった。








部屋で待つというのは・・・こんなにもドキドキするものなのだろうかと思う。


がらんとした部屋に、何をするでもなくペタリと座る。
自然と目に入る隣の部屋の布団が生々しくて、相変わらず目をそらしてしまう。



『何か気を紛らわさなければ』 そう思い三味線を手に取った。


三味線は好きだった。弾いていれば、何も考えなくていい。
ただ、心のままに弾く。


しばらく弾いていると、ふと後ろで人の気配を感じ、私は手を止めると振り向いた。





「どうした?・・・続けろ」


いつの間にそこにいたのだろうか。
見れば、戸に寄りかかり煙草をくゆらせている高杉さんの姿がそこにはあった。



「あっ、あの、すいません。全然気がつかなくてっ!」

私が慌てて、そう謝ると



「かまわん。続けろ」


そう短く言うと、私の前を通り過ぎ、今度は窓の燦に腰をかけた。





高杉さんの言葉通り、私はまた弾き始める。

そして、ひととおり弾き終わると、自分の横に三味線を置いた。


弾き終わっても・・・私の方を見ることすらない高杉さんに。

私はなんと声をかけていいのかわからず、窓の外に目をやる。すると、いつの間にかシトシトと雨が降っていた。




「雨、降ってますね・・・」


「ああ、そう だな」


そう答えたその顔は物憂げで、何を考えているのか私にはわからない。


けれど、太夫に言われたように・・・高杉さんの全てが好きだとそう思う。
たとえ、私の知らない高杉さんにどんな秘密があろうと。





「あっあの・・・この前は、あの助けて頂いてありがとうございましたっ!」


そう言うと、突然の私の言葉に一瞬驚いたような顔をするも




「クククッ、助けて頂いたねぇ・・・怖くはなかったのか」



「あの・・・怖かった です。怖かったけど・・・高杉さんだけ見てれば、怖くなかったです。」


私の言葉に、高杉さんが一瞬優しく笑ったような・・・そんな気がした。
そんな高杉さんの様子に私は目が放せないでいると





「礼は言葉だけか?」


突然の言葉に、私は慌ててしまう。お礼といえど、何も用意などしていない。
お酒の一つも用意していればよかっただろうか・・・

私は相変わらず、気の利かない自分に、思わず俯いてしまう。



「すいません。私何も用意して無くっ」


いつの間にそばに来ていたのか・・・そう言おうとした私の顎をくいっと上に向かせると




「言葉だけじゃ足りねェな」


そう言うと唇が重なった。




「ふっ、んんっ」


この前の呼吸すら許さないような、激しい口付けとは違う・・・甘く優しい口付け。


「はぁっ、んんっ、ふ ぁ」


甘い吐息と・・・どちらのものかわからない銀の糸が口元から流れ落ち、着物に染みを作る。

絡み合う音が部屋に響いて、それが余計に恥ずかしい。


あまりにも優しい口付けに、まるで酔ったようにくらくらとする。


と、そのとき、高杉さんの手が着物の裾に伸びる。



「ひぁっ、んんっ」


足元を伝う指の・・・その焦らされるような感覚に身体が勝手にビクッ、ビクッと反応してしまう。

と足先に手が触れた瞬間、突然唇が離れる。


「んっ、 ふぁ」


突然、離された口付けに・・・とろけていた私の口からは、甘い吐息が漏れる




「どうした?」


突然、尋ねられ何のことかと自分の足先に目をやれば・・・

この前、死ぬような思いで走ったせいで、鼻緒があたっていた部分が擦り切れてしまったのだ。

たいしたことも無かったので放っておいたのだが、太夫の目を誤魔化せるはずもなく・・・。太夫に念の為にと手当てされていた。




「あっ、この前・・・走ったときに・・・」


そう言う私の言葉に納得したのか



「見せろ」


「いやっ、そのっ、いいですっ!大丈夫ですからっ!」



「見せろっていってんだろう」


そう言うと無理やり足首を持たれ、私はひっくり返りそうな身体を手で支えるのに必死だった。




すると・・・


「ひぁっ! やぁっ、や めっ 」



手に取った足首から指までをすうっと舌が這う、その感覚に背筋がぞくっとする。
恥ずかしくて、涙目で止めるよう懇願する私を上目遣いで見る・・・その高杉さんの顔に目が離せなくなる。



「ククッ、消毒しといてやるよ」


私のそんな様子に・・・楽しそうにそう言うと、また舌で擦り切れた傷口をペロリとなめられる。



「ひぅっ、はぁっ、やぁっ」


何度も繰り返される、その行為。
消毒だとわかっていても・・・傷口を舐められる痛みと、甘い感覚で身体がおかしくなりそうだった。


そして時折チラリとのぞく、その赤い舌。
消毒だと言われているのに・・・自分の口から漏れる甘い声が恥ずかしくて、

私は、これ以上声を漏らすまいと必死に・・・自分の指を唇に加え、時折震えながら消毒が終わるのをひたすら待つ。





どれぐらいそうされていたのだろうか・・・

自分を襲うその感覚に耐え切れなくて、私は息もまともにできないくらいになっていた。



「んんっ  はぁっ、はぁっ、 は ぁ」



私の荒い息づかいだけが部屋に響く。

すると、そんな私の様子を見かねたのか



「ククッ、これぐらいでいいだろ」


そう言うと、やっと私を解放してくれた。私は・・・その言葉にくたりと畳に崩れ落ちた。





「クククッ、これくらいでそんな反応してたんじゃ・・・初見世が思いやられるな」


「・・・」



高杉さんのその言葉で、私は頭に水をかけられたように一気に現実へと引き戻される。

身体が固まって、言葉が出てこない・・・。




このまま、ここで抱いて欲しいと願ったなら・・・抱いてくれるのだろうか。


きっと私のことなど・・・抱いてはくれないだろう。

他の誰かに抱かれるぐらいなら・・・




私は、先ほど崩れ落ちた体勢のままコロンと横になって黙りこんでしまう。



すると、そのとき後ろから『チッ』と舌打ちする音が聞こえた。
と思うと、ドサっと音がし、同じように横なったであろう高杉さんに後ろから突然抱き締められた。





「っ!?」




「今は俺といんだろう。なら、俺の事だけ考えてろ」


耳元でそう優しく囁かれ・・・私は声を出して泣いた。子供のように。


どれぐらい泣いていただろうか・・・
優しく抱き締められたその腕にすがるように、私はいつの間にか眠りに落ちた。




部屋には、私の規則正しい寝息と静かな雨音だけが響いていた。






*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


高杉様のエロくしろ?エロくしろ?って言う声がぁ( ̄□ ̄;)


いやぁ、なんだろ。直接的じゃないエロが好きです。ほら、雰囲気とか言い回しとか大事じゃんね?

そういうのが上手く書けるといいなぁって思う今日この頃。




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